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シノゴ(大判カメラ)のフィルム、現像が上がってきました

皆さん、こんばんわ。
先月(11月3日~4日)に行ってきた1泊の撮影旅行。
大判カメラのシノゴ(フルマニュアルフィルムカメラ)を持ち出しての棚田と集落の撮影・・・
撮影ポイントは新潟県十日町市の中里地区(旧頸城郡中里村)と松之山地区(旧頸城郡松之山町)の里山田んぼと里山集落・・・


この時撮影したシノゴのポジフィルム(リバーサルフィルム)の現像が上がり、今日受け取りに行ってきました。
馴染み(30数年のお付き合い)の「川越カメラショップ」に現像をお願いしていたので(カメラ屋さん経由によるプロラボでの現像)・・・

川越カメラショップHP http://www.kawagoecamera.com/

↓ 写真右下のルーペをクリックすると大きな画像が見れます。 ↓

今回の撮影旅行で使用した機材は・・・
フルマニュアルのフィルムカメラである大判カメラのシノゴ(4×5)です。
フィルム一コマのサイズが 4インチ×5インチ(10cm×13cm) だから 「 しのご 」 と呼ばれています。


持ち込んだ撮影機材。
大判カメラのシノゴ一式です。
後方2台がシノゴ(大判カメラ)本体。
右がテクニカルビューカメラ「ホースマン 45FA」です。
アルミダイキャスト製のフィールドカメラとなります。
左が組み立て暗箱の「タチハラ フィルスタンド45」です。
北海道産山桜を使ったウッドビューカメラです。
中央4本が富士フィルム製のレンズ一式です。
左からSW90F8(フルサイズデジタル一眼レフで、24mm相当)、
W150F5.6(フルサイズデジタル一眼レフで、45mm相当)、
W250F6.3(フルサイズデジタル一眼レフで、80mm相当)、
T400F8(フルサイズデジタル一眼レフで、110mm相当)です。
手前2台が露出計となります。
左が「セコニック L-718」で入・反射光両用の露出計です。
今現在は入射光専用として使用中・・・
右が「ミノルタ スポットメーターF」で反射光(スポット測光)専用露出計です。
この他に、ジッツオの三脚「5型」とかぶり布、
ピント合わせ用ルーペなどを持ち込みました。
ちなみに、タチハラとホースマンは、
撮影時に使う「アオリ」操作の違いでの使い分けとなります。


今回も使用したフィルム。
自分が愛用しているリバーサルフィルム(ポジフィルム)です。
富士フィルムの「ベルビア100」(VELVIA100)です。
シノゴ(4×5)のカットフィルムですね。
20枚入り(20枚撮り)で、フィルム代が1万円強。
現像費も1万円強となります。
20枚使い切ると2万数千円もかかるシロモノです。
今回は撮影ポイント10か所を2枚づづ撮影しました。
1枚は自分のストック用で、もう1枚は発表用。
いつ頃発表できるかは分かりませんが・・・
でもしのごで撮った松之山と中里の棚田は 月刊日本カメラ のグラビア
で採用された事がありますので、とりあえず発表用という事で(^^ゞ


シノゴのフィルムと35mm一眼レフのフィルム。
左がシノゴのポジフィルム。
右が35mm一眼レフの白黒フィルム。
一コマの大きさの差が一目瞭然でしょ。
この一コマの画面の大きさの差が、画質の差となります。
一コマの画面サイズが大きくなればなるほど画質が向上します。
例えば、35mm一眼レフの一コマが2000万画素相当とすれば、
シノゴの一コマは2億6千万画素相当となります。
同一銘柄のフィルムなら1㎠あたりの乳液(フィルム)の
粒子数(画素数)は35mmもシノゴも同じ。
なので、35mmフィルムの13倍もの面積を持つシノゴのフィルムは
必然的に画質が13倍も良くなります。
ちなみに、35mm白黒フィルムはフルマニュアル一眼レフの
「ニコンFM10」で撮影したモノです。

今回の撮影旅行で撮ってきたシノゴのポジフィルムは、こんな感じとなっています。
ついでに同じ構図をデジカメで撮ったので、デジタルとフィルムの差を楽しんで下さいね。

ちなみに、シノゴの撮影が完了し大判カメラ機材を撤収した後にデジカメで同じ構図を撮っています。
なぜこの様な言い方をするかというと、デジカメで試し撮りした後にシノゴで撮って居るのでしょ という見方をする人が多くて・・・
フルマニュアルで撮影できる という自分の事を信用する人が少なくて・・・
皆、デジカメのフルオートでしか撮影できていないから・・・
なので、フルマニュアルで撮影をする自分の事を本気に相手してくれなくて・・・
単体露出計で測光する事で現像上がりがイメージできる と言っても誰も信用してくれなくて・・・
デジカメが誕生する前からフルマニュアルフィルムカメラのシノゴで撮っているのに・・・
デジカメでうまく撮れたからといってフィルムでうまく撮れるかというと、そうは問屋がおろさない。
デジカメとフィルムは根本的に違う。
デジタル(電子処理)かアナログ(化学変化による物理的処理)という違いの為、絶対同じシャッターと絞りにしても同じようには撮れないものなんです。


シノゴのセッティング完了後、単体露出計で測光する自分。


この様な畦道に愛車ビッグホーンで入り込んで撮影をしてきました。

実際に撮影した写真はこんな感じ・・・
最初に中里地区の写真です。


紅葉里山と水田。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:タチハラ フィルスタンド45
使用レンズ:フジノンW150mmf5.6
アオリ:レンズフォール及びレンズチルト
シャッター:1/4秒
絞り:22
測光:スポット測光
PL(偏光)フィルター使用
太陽光(光線)状態:横光


紅葉里山と水田。
デジカメの画像です。


民家と水田。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:ホースマン 45FA
使用レンズ:フジノンSW90mmf8
アオリ:レンズライズ
シャッター:1/8秒
絞り:16 2/3
測光:スポット測光
太陽光(光線)状態:半順光


民家と水田。
デジカメの画像です。


薄輝く棚田。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:ホースマン 45FA
使用レンズ:フジノンT400mmf8
アオリ:レンズライズ
シャッター:1/15秒
絞り:22 1/2
測光:スポット測光
太陽光(光線)状態:逆光


薄輝く棚田。
デジカメの画像です。


里山集落とお墓。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:タチハラ フィルスタンド45
使用レンズ:フジノンSW90mmf8
アオリ:レンズフォール
シャッター:1/15秒
絞り:22
測光:スポット測光
太陽光(光線)状態:半逆光


里山集落とお墓。
デジカメの画像です。


高原の棚田と谷川岳連邦の山々。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:タチハラ フィルスタンド45
使用レンズ:フジノンSW90mmf8
アオリ:レンズフォール及びレンズチルト
シャッター:1/30秒
絞り:22
測光:スポット測光
太陽光(光線)状態:逆光


高原の棚田と谷川岳連邦の山々。
デジカメの画像です。


高原の棚田。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:タチハラ フィルスタンド45
使用レンズ:フジノンSW90mmf8
アオリ:レンズフォール及びレンズチルト
シャッター:1/15秒
絞り:22
測光:スポット測光
太陽光(光線)状態:逆光


高原の棚田。
デジカメの画像です。

次に松之山地区の写真となります。


豪雪地帯の山間集落。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:ホースマン 45FA
使用レンズ:フジノンSW90mmf8
アオリ:レンズライズ
シャッター:1/8秒
絞り:22 1/2
測光:スポット測光
太陽光(光線)状態:横光


豪雪地帯の山間集落。
デジカメの画像です。


里山集落。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:ホースマン 45FA
使用レンズ:フジノンW250mmf6.3
アオリ:リジッド
シャッター:1/15秒
絞り:22
測光:スポット測光
太陽光(光線)状態:逆光


里山集落。
デジカメの画像です。


鏡・棚田。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:ホースマン 45FA
使用レンズ:フジノンW250mmf6.3
アオリ:ベッドダウン及びレンズライズ及びレンズチルト。
シャッター:1/4秒
絞り:22
測光:スポット測光
太陽光(光線)状態:天空光


鏡・棚田。
デジカメの画像です。


夕日浴びる里山・鏡棚田。
シノゴのポジフィルムです。
使用カメラ:タチハラ フィルスタンド45
使用レンズ:フジノンSW90mmf8
アオリ:レンズフォール及びレンズチルト。
シャッター:1/2秒
絞り:22
測光:スポット測光
太陽光(光線)状態:天空光


夕日浴びる里山・鏡棚田。
デジカメの画像です。


こんな感じの 「 シノゴ(大判カメラ)のフィルム、現像が上がってきました 」 でした。


オシマイ!!
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コメント

非公開コメント

No title

こんばんは
さすがフィルムで撮った写真の出来栄えは
趣が違いますね、まして大判カメラとなると
なおさらですね。
ナイス!

No title

下から2番目の写真が綺麗ですね。

No title

おはようございます。

シノゴの写真はデジカメとは雰囲気が全然違いますね。口ではどう説明していいかわかりませんが。

No title

大判カメラ シノゴ (4x5) の世界 素晴らしいです。
1枚、1枚 心を込めて 丁寧に 写真を撮っていく姿に
感動いたしました。今の デジタル写真に 忘れていた
ことを 思い出させてくれました。
どうもありがとうございます。

No title

gakenchiさん、フィルムとデジタルでは写真の出来栄えがまるっきり違います。
フィルムの方が味のある写真となるのが好きですね。
特に大判カメラとなるとなおさらです。

No title

旅好き男子さん、田んぼに写り込む里山は時間的に運が良かっただけですよ。
この時間より早いと日が当たりすぎだし、遅いと真っ暗ですから・・・

No title

徒然庵さん、フィルムとデジカメの写真の差はもの凄くありますよ。
基本的に化学変化によるものか、電子処理によるものか という違いですよね。

No title

チャロさん、大判カメラの世界を知ってしまったら抜け出せなくなります。
なんかシノゴは「魔物」なんですよね。
ひきつけられる魅力があって・・・
ついでに超お金がかかってしまう魔物ともいえます(^^ゞ
でも1枚1枚を丁寧に撮っていく過程が楽しいのですよ。